ワン・パイントはアメリカ・カナダのクラフトビール情報を「現地から発信する」情報サイトです。
そして運営関係者は全員北米在住のビール好き日本人。永住者や駐在だったりとバックグラウンドは様々ですが「ビールが好き」という一つの共通点で素晴らしいチームが生まれました。
アメリカ・カナダはまさにクラフトビールのメッカであり、数字で見てもその勢いは圧倒的。新しいブルワリーが毎日2,3件設立されている計算で、日本の全ブルワリーの3倍に匹敵する数のブルワリーがアメリカではたった一年間で増えるほどです(2018年)
クラフトブルワリー数の急激な伸び
クラフトビールには魅力がたくさんありますが「多様なスタイルから好みで選べる」点が万人を強く惹きつけています。一言でビールと言っても「全く違う飲み物」と言えるほど多種多様なスタイルがあります。北米ではフライト(小さいグラスで4-5種類のビールを一気にオーダーする方式)がポピュラーですが、たくさんのスタイルがある北米でこの文化が生まれたのは必然的と言えるでしょう。
日本の居酒屋のように「ビールの選択=生中か大ジョッキか」という世界と根本的に違いますので、北米で生活するとビールに対する概念がひっくり返る事は間違いありません。
40弱のスタイルを自家製造するクラフトブルワリー(parallel 49 brewery, Vancouver)
ちなみに日本でクラフトビールと言うと「凝っててオシャレで高価なビール」という印象があるかもしれませんが、根本的にこれも違うのです。
北米のクラフトビールはカジュアルな場所・カジュアルな金額で飲める普通のビールです。エリアによっては徒歩でハシゴ出来る程ブルワリーが点在し、ビール工場併設のタップルームでフレッシュなビールを気軽に飲む・・というカジュアルさがまた楽しいのです。北米はまさにビール天国!
日本でもクラフトビールがブームと言われて久しく、毎年多くのマイクロブルワリーが増えています。しかしながら日本のブームは世界の潮流から見て数字的にブームとはとても言えず、「ブルワリー数」「生産量」「価格」など、なにをとってもビール後進国としか言えない現状です。
このような日本ビール業界の閉鎖的な体質に風穴をあけ、クラフトビールがもっと熱くなるよう応援していきます!
日本にいらっしゃるごく普通のビール好きから業界人まで、誰もがワクワク楽しくなるサイトを目指して発信をしてまいります。