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こんにちは!

コロラド在住のななです。

今回ご紹介するブルワリーはコロラドデンバーのお洒落エリア、RiNo(River North Art District)リバーノース地区にあるThe Sourceの中にあります。

※筆者が2019年夏に訪問したこちらのロケーション(RiNo)は、オリジナルのSunnyside店再オープンにあたり、2020年1月に閉店。

 

The Sourceとはザ.ソースホテルの隣に登場した広いスペースのフードホールで、大きな二つの建物があり、中にはレストランや雑貨屋、花屋やパン屋、コーヒーショップなどが入っています。

フードホールには安価なチェーン店ではなく、質は高いが手頃な価格帯のローカル色豊かな食材や飲食店が集まっており、雰囲気の良い場所でゆっくりと寛いで食事やお酒を楽しみたいときにもってこいの場所です。

今回はMarket1へ。

中に入ると天井が高く、開放的。オシャレな空間が広がっています。

ずーっと奥に進んだ場所にあるのがこちら。

Crooked Staveのブルワリーです!

そもそもこちらのメーカーを知るきっかけになったのが、リカーショップでなんとなく手に取ったビールがとても美味しかったからです!

このビール美味しいね!どこで作られてるんだろう?あっデンバーのリノ地区だ。行ってみよう!ということでやってきました笑

調べてみると、こちらのCrooked Staveは野生酵母の専門家がつくった“Artisan Beer Project”。

“匠によるビールプロジェクト施設” として2010年に創立、数々の個性的なビールをつくるブルワリーとして知られ、“Crooked” とは “湾曲・歪み” という意味を持つ英語で、“Stave”とは樽に使われている強い羽根板の意味とのこと。

樽を重要視して醸造されたビールは、材料のほぼ全てが地元コロラド産で最高品質のものを使用。こだわりぬいた材料と技術で高品質なビールをつくるブルワリーとして現在、注目を浴びています。

ズラーっと並んだビールサーバにテンションがあがります♪

こちらのお店はフードの提供がないため(ポップコーンのみ)、何か食べるものを持参してもいいかもしれません。

数あるメニューから選んだのはこちら。

左から、Crooked Stave IPA、Do you even DDH?!、Sour Rose、Colorado Reserva Palisade Peach

お隣のパン屋さんで買ったバケットといっしょにいただきます♪

このピンク色のビールはSour Roseラズベリーとブルーベリーのフルーティーを感じる野生酵母の力を存分に発揮させた酸っぱいビール!

ビールというよりはカクテルを飲んでいるみたいで夏にぴったりのビールだと思います。色も綺麗なので女性人気が高いのか、店内にいる女性のお客さんはほとんどこのビールを飲んでいました(^^)

Crooked Stave IPAは、Amarillo、Azacca、Mosaic、そしてMotuekaホップのアロマとフレーバーを存分に楽しむために造られたIPAだそうで、ジューシーでさわやかなビール。

最後にほんのりと感じる苦味がこれまた美味しいのです!

Do you even DDH?!はNew England styleのIPA(インディアペールエール)で、DDHとはDouble Dry Hoppedのこと。MosaicとMotuekaのダブルホップが香り豊かで夏にぴったりです。

Colorado Reserva Palisade Peachはとにかく酸味が強すぎて私の口には合いませんでした^^;

子連れオッケーでワイワイとした店内。後から後から入ってくるお客さんで満席近くになっていました♪さすが人気のブルワリーですね!殆どのリカーショップに置いてあるので手に取りやすいビールだと思います♪

そして、なんとこちらのビールは日本にも上陸しているとのことなので、こちらのパッケージを見かけた際には是非手にとってみてください♪