北米の最新クラフトビール情報をお届けします。

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こんにちは!ミシガン州在住の三階住民です。

今回は、仕事でオハイオ州のコロンバス市に行く機会があったので、宿泊していた場所から近かったKindredというブルワリーに行ってきました。

この周辺は未知だったので、Google Mapで検索し、お店の評価が高く、また食べ物が提供されているだろうと思い、行くことに決めたのですが、残念ながら、その日、食べ物の提供はなく、自分の検索能力を反省。。(おそらくイベントを行った際の写真だったのだと思います。)

しかし、コロンバスのブルワリーを経験できたのはとても嬉しく、貴重な経験になりました!

ハローウィーンの時期だったので、お店の周りにはかぼちゃが置かれていました。遠くからでも、クラフトビールの看板と中の照明が下がっているのが見え、ワクワクします!

平日の夜だったこともあり、またコロンバスのダウンタウンとは違う住宅地にあるブルワリーだった為か、お客さんは割と少なかったです。

店内のデザインは、良くも悪くもアメリカ中部の片田舎にあるブルワリーという印象。カウンターの中に、青いTシャツを来たお店の方が一人いて、恐らくその方だけが働いているような印象を持ちました。

店内にもハローウィーンの飾り付けや、ブルワリーおなじみのボードゲームが置かれていました。持ち帰り用ビールの販売もありました。

今回はカウンターに座ることにしました。カウンター裏の壁には、手書きで12種類のクラフトビールのメニューが下がっていました。その他にも、多くのウィスキー等が数多く並べられています。

クラフトビールが12種類というのは、やや少ない気もしますが、厳選された種々だと良いなあと思いながら、今回もフライトで注文するビールを探し始めます。

私たちが来店する前からカウンターに座っていたご夫婦は、近所に住んでいる常連客のようで、アジア人である私たちは明らかに外者。。私はビールの味をメモしながらのテイスティングでしたので、周りの方はやや不思議に思ったようで、いろいろ話しかけてくださいました。笑

ビールの表と裏です。メニューを読んで、Kindredによるクラフトビールは黒丸が付いている5点のみだということが分かりました。私はPale Aleはの苦味があまり得意ではないので、それらを抜いてチョイス。

1) Hefeweizen by Wolf’s Ridge Brewing ABV 5%

★★★★☆(星4つ!)

私はGerman Wheat Beerが好きで、おそらくこのHefeweizenはハマるだろうと思ったら、ズバリ的中でした!Blue Moonのライトバージョンの様な味。Blue Moonよりも、フルーツの甘い香りはあまりなく、一般的なラガーに近い印象でした。

2) Dortmunder Gold, Lagar by Great Lakes ABV 5.8%

★★☆☆☆

スムーズで飲みやすいラガービール。中ばんから、白ぶどうのような爽やかなフルーティ感が広がる。そして最後はホップの苦味が少し残る。

3) Wanderlust 2 by Kindred ABV 6.3%

★★☆☆☆

Kindredによるクラフトビール。香りから酸っぱさが分かり、恐る恐るテイスティング。炭酸感が弱く、ビーチの果実酒に近い。発酵した故に表現されている複雑さが感じられる。

4) Old Ale by Kindred ABV 9.6%

★☆☆☆☆

こちらもKindredによるクラフトビール。9.6%のサワービールはかなり危険な賭けでしたが、思い切って挑戦!タイトルのとおり、長い時間発酵されたような酸っぱさがあり、その酸っぱさが私にはあまり響きませんでした。炭酸感がとても弱く、ビールを飲んでいるというよりお酢を飲んでいるような印象。

こちらのブルワリーは、地域的にブルワリーの激戦区ではない場所にあり、私が良く行くデトロイト周辺のブルワリーの質に比べるとやや質が劣る印象がありました。

また食いしん坊の私は、Googleに上がっている写真からフードメニューがあるだろうと勝手に想像して来たため、その落胆がありました。。(泣)ちゃんと電話するなりして、来る前に確認すべきでした。

コロンバス郊外にあるローカルブルワリーを経験できたので、その点では忘れがたい体験ができました!