北米の最新クラフトビール情報をお届けします。

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taproomタップルームとは、クラフトブルワリーに併設されたビールを提供する施設の事を言う。

ブルワリー併設施設は大きく分けて「ブルーパブ」と「タップルーム」の二種類があげられる。タップルームはキッチンが無いのでビールだけを提供するが、ブルーパブはキッチン併設でそこで作られた料理も提供する。
タップルームで食べるものは、あったとしてもカウンターに軽いスナックやナッツ、チーズ、サラミ等が並ぶ程度である。提携したフードトラックを店に横づけしてフードを店内に持ち込めるようにするケースも珍しくはない。

BA(Brewers Association)の定義によると、タップルームの提供するビールのうち25%以上がその施設で製造したものとされる。とは言え殆どのブルワリーはそこで作られたビールだけを提供している。通常ブルワリーの貯蔵タンクから直接提供されるので大変フレッシュなビールを楽しめる。

通常のブルワリー同様に持ち帰り用ビールが販売される事が多い。(瓶・缶にボトリングされたものや、専用ボトルにリフィールして持ち帰るスタイルなど様々)

なお北米のクラフトブルワリーは単にビール製造だけ行う施設はむしろ少なく、タップルームやブルーパブのように「飲みに行く場所」でもあるケースが殆どである。

 

参考:BA(rewers Association)による定義

Taproom Brewery

A professional brewery that sells 25 percent or more of its beer on-site and does not operate significant food services. The beer is brewed primarily for sale in the taproom, and is often dispensed directly from the brewery’s storage tanks. Where allowed by law, taproom breweries often sell beer to-go and/or distribute to off-site accounts.