IBU (International Bitterness Units)とは国際苦味単位、つまりビールの苦さの基準である。クラフトブルワリーのメニューや缶のラベルにこのIBUが表記させているケースが多い。
数値はホップを中心とした材料によって数値化されおおよそ100が最大。とは言っても殆どのビールは50に満たない数値である。一般的なIPAですら50前後などである。例えばラガーは10未満から高くても30程度。エールは全般的にラガーより高めだがWheatビールは逆にマイルドで低め。IBUが高いものと言えばやはりホップが個性となるIPA系で、特に苦みが大変高く製造されているImperial IPAがとても高い(ものによっては100を超える場合もある)。
参考:ビールタイプとIBU(westcoastbrewer.comより)
ただ人が感じる苦味は様々な要素が影響するため、感覚的な苦味と必ずしも一致しない。例えばモルトの味や甘さは感覚的に苦味を相殺するため、表記されたIBUよりも苦味を感じない。とはいえ初めて飲む場合はIBUがホップの量の目安になるのは間違いない。
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