北米の最新クラフトビール情報をお届けします。

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”湖を一望する絶景を眺めながらビールの喉越しを楽しむ”

はじめまして、ミシガンよりTAKです。クラフトビールを求めて全米各地を旅しています。今回はテキサスのビールを紹介します!

テキサス州の首都オースチン。

音楽の街であり、ヒップスターが集う全米で最も成長している都市。Amazon、Apple、Facebook、Googleなどのテクノロジー系の会社が拠点を置き始め、1日に300人ずつも人口が増えています。

クラフト精神に溢れる街は、クラフトビールのメッカとしても有名です。オースチンの顔であるAustin Beer Works, ヒューガルデン創業者の子孫が開いたCelia Brewery・・・オースチンでしか流通していないビールも多数。

その中でも湖畔に構える名所のブルワリーを紹介しましょう。

Oasis Texas Brewing Company

Oasis Breweryは、オースチンから北西へ車で30分。トラビス湖の湖畔にあるオアシスモールにあります。螺旋階段を昇りモールの奥へ。タップルームは3階にあります。これだけで喉乾いてビール飲む準備万端!

タンクの並んだ店内はログハウスのような雰囲気。実にテキサスらしい。

バンド演奏のステージもあります。実に音楽の街らしい。

肝心のビールのメニューはこちら。

4種類を選んでビアフライト(テイスティングセット)もできます。

小手調べということでフライトを頼んで外のパティオへ。テーブルからは湖畔を一望できます。

外は暑いので冷たい霧を噴きつける扇風機が何台も設置されています。これはこれで結構涼が取れて夏を感じられます。

暑い暑いテキサスの夏は、やはりラガーが合います。ゴザァ(Gose)を二種類含むラガーセットにしてみました。

余談ですが、ドイツ移民多いテキサスではピルスナーやへフェヴァイツェン、ボックに至るまでドイツスタイルのビールが多く造られています。出来も非常に本物志向(Authentic)。

<ビアレビュー>

出すぎないホップの苦みとモルトの甘味が出たビール。ゴザァは2つともパンチが効いて中々です。EL GRITO GOSEは、塩レモン風味ののど越しよいラガー。CHERRY LIMEAGDE GRITO GOSEはサワービール風。ランビックが好きな人なら気に入るでしょう。

湖畔に面したテーブルに座っていると、岸辺から花火が上がり始めました。規模は小さいですが、線香花火を眺める気分でなかなか風流です。

外にもバーがあってビアガーデンのように飲めるセクションもあります。

日没は絶景で、多くの観光客やローカルの人たちが押し寄せます。日没時間を事前にインターネットでチェックして行きましょう。

平日なら2−4時のハッピーアワーから外の席を陣取るのも手でしょう。

オースチン観光の折には、是非予定に入れてみてください。