こんにちは、ポートランド在住旅河モモです。ポートランドでは毎月様々なビールのイベントが開催されています
今回はオレゴンのクラフトビアフェスティバル『Oregon Brewers Festival』(オレゴン・ブルワーズ・フェスティバル)
『Oregon Brewers Festival』は、
アメリカ最大とも言われる程の規模を誇り、
このフェスティバルは、
開催当時は、ポートランドのブルワリーはまだ4つ、
その後クラフトビール産業は成長を続け、
オレゴンには現在200以上ものブルワリーがあり、
そしてなんと、
まだ誰も飲んだ事の無いビールがそんなにあるなんて、
そして今年は、
過去には、
日程は、毎年7月の最終週に開催されます。
2017年までは水木金土日と5日間開催していたようですが、
日曜に飲みに来る人は少ないからやめたのかな?来年行かれる予定の方は、日程をよくご確認下さいね。
※最終日は人気のビールは売り切れますので、ご注意を!
私とポートランダーの旦那さんは、
まずは、入り口でIDチェック。こんなリストバンドをしてもらいます。
このフェスティバルでは、入場券はありません。
ビールを飲むには今年専用のビアマグとトークン(チケット)
マグ(ジョッキ)と言ってもプラスチックのミニジョッキです。日本の小さい缶ビールと同じくらい。中にトークンと持ち帰り用のビニール袋が入ってます。
トークンは木でできていてカラフルで可愛い!本来は、このトークンと引き渡しにビールを飲むわけですが、記念に1つ持って帰ってもいいかも。
ジョッキは1つ10ドル、
トークンは1枚でテイスティング用の89ml、
皆が購入しないといけないわけではないので、子連れでもOK。
ビールが得意でない人も雰囲気を味わいたい場合や、
ちなみにこんなサインがありました。
“Current Festival Glass Required”(去年のマグは使えません!)
ガラスのジョッキなら家飲みでも使えるので毎年集めたいところで
各ビールの詳しい説明が書かれたパンフレット1冊とボールペンが
飲んだビールの順番や好みなどメモを取ると、
では、早速飲んだビールのご紹介。
今回のイベントでは初デビューのビールが多いため、
まずは喉が渇いていたので、目の前のブースから。私の好きなお茶の入ったビールをチョイス。(写真右)
今回唯一のスタイル「ハニーエール」マンゴー&
さっぱりしていて甘くなくマイルドでとっても飲みやすかった。
旦那さんは、暑いのでリフレッシングな「GOSE」(ゴーゼ)
1杯目はLucky Labrador Brewpub グァバ&パッションフルーツ(写真左)しょっぱくて私は少し苦手。
ゴーゼは、酸っぱいけど、乳酸菌で発酵させる独特の製法で、
ここ最近のアメリカでトレンドになってきているスタイルですが、
続いて、私は夏にはやっぱり美味しいヴァイツェンが飲みたい!と思ったら、ウィート系がほとんどフルーツビールでした。
普通のが飲みたかったけど、
オレゴンはラズベリーなどのベリー系フルーツが有名でとても美味
今回飲んだラズベリーヴァイツェンもパイナップルウィート、
そして2人で25種類以上、色々飲みましたが、
3位
Natian Brewery インペリアルミルクスタウト「Cease & Desist」
デザートのような甘さで、クリーミーで美味しいコーヒー味。オートミールも入っているのでブランチ代わりにも良いかも。これは以前からあるビールなので、スタウト好きならお試しあれ。
2位
Great Notion Brewery コーヒー&メープルスタウト「Double Stack」
これは大人気でした!
1口目はまるでドーナツのような甘さ。メープルシロップの味わいと、後味はほんのり苦めで、
✩1位✩
Migration Brewingのインペリアル・ヘイジー・IPA「Big Hazy Kane」
これは今回飲んだ中で、ずば抜けて美味しかった!好みの異なる私と旦那さんもお互いこれが1位です。濁った綺麗なゴールドカラー。
とっても濃厚で東欧のずっしりしたパンの味わい。
この時、美味しいと思って飲んでいたラズベリーヴァイツェンを、
ランキングにスタウト2つも?とお思いかもしれませんが、
1つはサマースタウトという名の通り、
番外「今回一の変わり種」
Sunriver Brewing Co. ラガー「Japanese Field Lager」
説明にかっぱ巻きからインスパイアを受けたビールとあります。材料には、キュウリ、ショウガ、オレゴンワサビ・・・・。
怖いけどタイトルからこれは頼まないと、と思いトライ。
これが意外!想像以上に美味しかった!本当にかっぱ巻きの味がしましたよ。
ポートランドで定番人気のIPAはやはり一番種類が多かったです
どれもこれも外れはなく、美味しかったです。
ちなみにグラスはこちらの「Glass Rinse Water」というサインのお水ですすげます。
ビールはこのトレーラーからサーバーにつながっていて、
このトレーラーには各ブルワリーとビールの名前が書いてあります
会場はとても広く、
結局見つからず、目の前のブースを見て頼んだりもました。
イベントは南北に細長く、
南北のエリア同士は離れていて、暑いし砂ぼこりも立つし、
会場は平日なのでゆったりしていました。
時折誰かが突然「イェーイ!!」と叫ぶと、
プレッツェルのネックレスはかなり欲しい。定番なのでしょうか、他にも見かけました。
この民族衣装を着たお二人に声をかけると喜んで、
イベントの開催場所は、ウィラメット川の西側、Tom Mccallウォーターフロントパーク。北エリアでは雄大な川を眺めながらビールを楽しめます。
テントは無く、木陰が涼しくて心地よい南エリア。皆テーブルから椅子を移動して、思い思いの場所に座ってます。
ミストも用意されていましたが、
南エリアにはゲームコーナーが。せっかくなので遊んでみましたが、難しかったです。無料ですが、よければ寄付してねと言われます。身体障がい者の為の寄付で、私は5ドル寄付しました。
一輪車に乗ったホップで飾られたバグパイプ奏者♪なぜかダースベーダーのヘルメットをポートランドカラーにしてい
そして中央エリアには、
世界地図とアメリカの地図がありました。まだ初日ですが、世界各地から結構来てますね。
日本と韓国も結構いましたよ。私は、大阪に刺して来ました!
中央にあるフードエリア。と言っても5軒のみ。さすがのRogueは人気でした。
最後に…
ビアフェスティバルにおいて気を付けないといけないこと
1:キャッシュオンリー
アメリカはカード文化で、
※フードはカードOKの時もあります。
用意するのを忘れた場合は、敷地内に数カ所ATMがあります。
2:年齢チェックのためのID必須
オレゴンではレストランやバーでは、
アジア人は若く見えますし、
3:アメリカでは飲酒運転する人が結構いたりしますが、
会場にはタクシーのRadio Cabのポスターと可愛い車のオブジェが。パンフレットにはお得なクーポンコードがありました。
もちろんポートランドは、バスや電車も走ってます。酔っぱらっても、安全なお帰りを。
ちなみに、このイベントのある広場は、
マーケットの方が安くて美味しいフードカートが沢山並んでますよ
またそのマーケットの隣は、Japanese American Histrical Plazaという日系アメリカ人の記念公園があり、
歴史について学べる観光場所としてもおススメです。
自然も豊かで、
フェスティバルの前後に散歩してみてはいかがでしょうか。