北米の最新クラフトビール情報をお届けします。

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こんにちは。デトロイトより宮さんです。本日は、カナダ・オンタリオ州・ウィンザーにあるWalkerville Breweryにお邪魔しました。

カナダオンタリオ州最南端の都市ウィンザーにある老舗のウィスキーメーカー、Hiram Walker and Sons LTD(ハイラムウォーカーアンドサン、現在のJ.P Wiser’s)の創世者が作り出したクラフトビール。

約120年に渡り、当時と変わらぬ方法で作り出し今も人気のあるHonest Lager他、10種類以上のビールが味わえる。

大通りのすぐ横の入り口は一見地味ですが、中は結構な広さ。ただ専用駐車場はないので、標識に注意しながら路駐必須。道を一本行けばリバーサイド沿いに現在はWiser’sとなるウィスキー工場もあるので、ブルワリーの後に立ち寄るのもあり。

我々は$7CDNで4種類のビールを選んで楽しめるフライトを注文。4人で行ったため結局全ての種類を試してみたく3つに分けて注文するものの、残念ながらこの時はIPAは売り切れ、結局Nitroと Pilsenerが被ってしまいました。

ライトビールの好きな筆者のオススメは爽やかなオレンジの香りのするSmooth Sail Summer(English Style Summer Ale), そして名物Honest Lager(Oktoberfest Lager)ですが、黒ビール系が好きな方には滑らかな口当たりのするEasy Stout(Milk Stout), 苦味を楽しみたい方にはNitroがオススメ。

期間限定ですが、見た目の色に比べてとても口当たりが良く苦味も少ないScotch Ale、濃厚な中にほんのり甘さも香るRussian Imperial Stoutもタイミングが合えばぜひ試す価値あり。この日は売り切れていたIPAも缶での購入は可能だったが、次回はぜひ作りたてを店内で試してみたい。

店内で何人か飲んでいる人を見かけた一見ジュースの様なAppleCider, こちらはオンタリオ産のりんごから作られたアップルサイダー(アルコール度5%)、シャンパンイーストで発酵させてあり、変わった味を試してみたい方は是非。ただ個人的には酸味が強いためあまり好きではない味。

店内は割と広め、入り口のそばには歴史を感じられるレトロな歴代のビールボトルなどが展示してありおしゃれ。周辺のブルワリーの歴史も知ることができる。

この日はクリスマスのシーズンのため、店内は可愛くクリスマス仕様。

色々とイベントも行われていて、2月初めに行われるスーパーボールの週末は店内にある大画面で試合観戦が行われるため、前売りのチケットを購入する必要がある。ただ、閉店時間までは通常通り注文したビールのみで滞在可能。

他にもボードゲームやトランプなどが自由に使える様においてあり、中には飲みながらわいわいゲームで盛り上がるグループや、カップルなども見受けられる。リラックスできる雰囲気に、ビールを楽しみながらコミュニケーションをはかれる感じは初デートとかでも良いかも!

個人でもグループでもその日の思いつきで寄っても十分に人数が収容できるスペースあり、雰囲気も良く店員のサービスも優良。特に待たずに気軽にビールが楽しめます。ただフード、つまみ等がなく$1で市販のチップス(小袋)やナッツなどの乾き物のみ購入することも可。よって、空腹で行き全種類のビールをフライトで楽しもうとすると早く酔います(笑)←たまに個人で作っているサラミやペパロニなどを売るおじさんが来ることがある。ちなみに一度、小袋$5のホットペパロニを購入してみたら絶品でした!