SRM(Standard Reference Method)は簡単に言うとビールの色を数値化したもので、「完成後のビール」または「麦芽」の色を表現する。
算出方法は光の波長などに関係する複雑な計算式があるが数値が低いほど明るく、40に近づくほど黒になる。(40で既にほぼ黒である)
ピルスナー:2~7
小麦系ビール:2~4
ペールエール:5~14
ゴールデンエール:4~8
ビター (ESB):8~14
アンバーエール:11~18
ブラウンエール:12~22
ボック:15~30
ポーター:20~40
スタウト:30~65
※範囲に規定は無くブルワリーや団体によって異なる数値を唱える事がある
最も明るいビールスタイルでSRMは2で、ラガービールや小麦ビールの多くはここに当てはまる。一方高い数値ではブラウンエールやアイリッシュ・ポーターが濃くて30位、スタウト関連は殆どが30~40の間にある。40以上は殆ど黒なので、実質MAXが40と考えて間違いない。色の濃いビールは殆どがエールである。
↑ Straight 2 the pintのSRM表
なおSRMは1950年に米国醸造化学者学会が定めたいわゆるアメリカ式だが、ヨーロッパ式のEBCという規定もあり、SRMの1.97倍がEBCとなる。
当サイトのビールスタイルの紹介でもSRMを記載しているので、飲んだ事のないビールを想像する時の参考にされて下さい!
<参考サイト>